登山記 : 日本アルプスの女王、燕岳に挑む

燕岳を眺めて 登山
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2025年7月中旬、日本アルプスの女王である燕岳(つばくろだけ)に登ってきました。

登山初心者が3週間連続で登山をして、最後に待ち受けるのが燕岳になります。
こちらが前回の川苔山の記事です。

燕岳について

標高:2,763m
場所:長野県安曇野市・松本市の境界
山域:北アルプス(飛騨山脈)

  • 日本百名山の一つで、登山者に非常に人気の高い山
  • 燕山荘という有名な山小屋があり、快適な休憩や宿泊が可能
  • 登山ルートは初心者〜中級者向けだが、体力は必要

燕岳へのアクセス

穂高駅から中房温泉までのアクセス

所要時間 :約1時間10分〜1時間20分
運賃   :片道約1,500円前後(季節や運行状況で変動あり)
・乗車場所 :穂高駅前のバス停から乗車
・降車場所 :中房温泉バス停(登山口)で下車

登山シーズンのみの運行なので、時刻表をチェックしてから出発しましょう↓
https://nan-an.co.jp/nakabusa/

管理人たちは新宿からJR穂高駅まで夜行バスで移動しました。(4500円)
新幹線で移動するよりも2000円以上安いのでお勧めです。


こちらから予約しました↓
https://travel.willer.co.jp/bus_search/tokyo/all/nagano/azumino/

登山前日

穂高駅到着

バスタ新宿から高速バスに乗り5時間ほどで安曇野市穂高駅に到着。
高地特有の鋭い日差しが遠くにやって来たと感じさせてくれます。

穂高神社

まずは近くにあった穂高神社に参拝。
美しく整った空間で、風鈴の音が響き渡っていました。

その後、歩いて安曇野観光へ。大王わさび農園へ行きました。
安曇野は北アルプスの雪解け水による豊富な湧水によるわさびの栽培が盛んで至る所にわさび農園がありました。

地元では絶対に見れない光のカーテン。

のんびり温泉に入り、駅前に戻って野宿をしました。

登山口、中房温泉へ

登山口へ

無事野宿を済まし、早朝5:15分発のバスに乗り登山口へ。

途中道路の工事をしていたので、少し歩いて乗り継ぎをしました。(無料)

登山口

深い林道を分け入ること1時間ほどで登山口に到着。

おそらく気温は15度ほど、涼しくて空気も爽やかです。

登山開始

6:40分ごろようやく登山開始。

今まで登ってきた山と比べて森の深さが段違いなので、爽やかさも段違いです。

まずは中間地点である、合戦小屋を目指して進む。

休憩所


休憩所が約1時間おきにありました。

割と急な道ですが、歩きにくさはあまり感じませんでした。

こんな道が沢山ありました。

合戦小屋到着

合戦小屋

出発から3時間ほどで合戦小屋に到着。

ここでは売店やトイレがあり沢山の人が休憩していました。

スイカ

合戦小屋名物のスイカを食べて、一休み。

崖

休憩を終え進み始めると、霧がかかってきた。

その瞬間にスーッと涼しくなる。日差しが強く暑かったので助かりました。

絶景の山頂

山頂

出発から5時間と少しで登頂。

ちょうど晴れはじめて、感動的な絶景が広がっていました。

人生で一度は見たかった日本アルプスのパノラマ。

昼食

燕山荘にあるレストランで昼食をとり、休憩しました。

山頂のテント泊

テント泊

今宵は山頂でテント泊。
他にもたくさんの人がいました。

こちら予約制となっています。
シーズン中の休日は2か月前には埋まるのでなるべく早めの予約を

予約のリンク

夜

昼寝をして景色を眺めていたら夜になりました。

気温は8度ほどで、濃い霧がかかっていました。

また強風がテントに激しく吹き付けるので、ものすごくうるさくて全く眠れませんでした。

ノイズキャンセリングのイヤホンを付けたらすぐに眠れたので、そういった耳栓は必須です。

パノラマの日の出を眺めて

日の出

早朝5:00前に起床。
日の出を見るために燕山荘から30分ほどの燕岳山頂へ。

大絶景が広がっていました。

朝

友人がカメラで撮った現実離れしている写真。

言葉に表せない絶景でした。

高速下山



日の出を見終わったらテントを片付けて、いよいよ下山。

カラっと涼しく小走りで進みました。

下山

スイスイ軽やかに進んだところ、1時間半で下山できました。

登りは5時間かかっています😊

終わりに

ここまで長々と読んでくださる方がいましたら、心より感謝しています。

改めて、日本アルプスのパノラマの景色、澄んだ空気、登山道どれをとっても最高で、登山を経て身体丸ごと浄化されたような感覚です。

自然体験を通じて心を整えることは、これから加速するネット、AI時代により一層関心が集まると思います。
今回の記事を通じて、少しでも自然体験に関心を持って頂けましたら幸いです。

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